ショコラポジション
「ビッグファイブ」



[遊ぶ人数] 1〜4人 

[対象年齢] 7才以上 

[遊ぶ時間] 20分

動物を並べるカードゲーム
 色は、赤・青・黄・緑・紫の5色。
 動物は、ゴリラ・キリン・シマウマ・ゾウ・ライオンの5種類。
 カードを並べていって、手札のカードを全部使いきることが目的です。


 最初にカードを1枚表向きにして置きます。
 このカードからどんどん並べていくことになります。

 のこりのカードを、全員同じ枚数になるように配ります。 余ったカードはよけておきます。
 配られたカードを裏向きの山札にして、自分の前に置きます。
 そして、その上から5枚引いて手札にします。

 順番になったら、必ず手札からカードを出して、どこかに並べなければいけません。
 条件に合ってさえいれば、何枚出してもかまいません。

 もし、どこにもカードを出す場所がない場合や出したくない場合は、カードを出さずに手札の交換をすることも出来ます。

「あれ、この1枚は?」
「このカードが、スタートのカードになるのよ」
「全部配らないの?」
「全員、同じ枚数にするんだよ」
「カードを裏向けて自分の山札にして。 それから、上から5枚ひいてね」
「こっちが手札?」
「5枚取ったー」


 カードは、縦か横に並べていきます。
 これによって、同じ動物か、同じ色かのグループの列が出来ます。

 一度に何枚出してもいいので、同時にいくつものグループが出来てしまう場合もあります。
 ただし、グループのうち1枚は、前に置かれていたカードでなければいけません。
 今回自分で置いたカードにつなげてグループをつくるのは駄目なのです。


 カードを置いたら、手札が5枚にもどるように自分の山札から補充します。

「…どのカード出そう…じゃあ、これ」
「ゴリラだね。 青であわせたんだね」
「手札が5枚になるように、自分の山札から補充してね」
「はーい」
「キリンさん出すー」
「同じ色の列か、同じキリンさんの列に置くのよ」
「キリンさんの上にならべる」
「これで、キリン2枚の列が出来たな」

「よし、父さんはシマウマを出そう」
「まあ、いきなりボーナスね」
「いやあ、はっはっはっ。 4枚だから、手札から1枚捨てよう」
「私は、シマウマ2枚を出すわね。 縦につなげたわよ」
「じゃあ、私もシマウマを出して、ここにつなげる」
「あ、やられた」
「ボーナスだ! 4枚並べたから、1枚捨てるんだよね」
「そうだよ。 手札からでも自分の山札からでもいいぞ」

 4枚のグループをつくった人は、手札か自分の山札から1枚カードを減らすことが出来ます。
 5枚のグループをつくった人は、2枚減らせます。
 同時に達成した場合も、それぞれのボーナスに応じてカードを減らします。

「これいけるのかな…キリン2枚」
「いけるいける」
「前に置いてあったカードをはさんで、右と左で3枚のグループね」
「では、赤のグループで」
「私は、むらさきっと」
「ふふふー、むらさきのキリンを1枚つぎ足してぇ」
「あっ」
「キリン4枚と、むらさき4枚のグループが完成!」
「わおー。2つのボーナスよー」
「ルゥ、すごい!」
「やるなー」
「えーと、わたしの番。 どれを出したらいいのかな…これか。シマウマさん」
「5枚ね。 すごいすごい。2枚減らせるわよ」
「やったー」

 カードを出す代わりに、手札を好きなだけ山札のカードと交換することができます。
 交換するカードを山札の一番下に入れて、同じ枚数を山札から引きます。

「うーん…どうも手が悪いなー。 仕方がない。カードを交換しよう」
「効率悪いんだけど…それも手よねー」

 一番早く手札と山札のカードをなくすことが出来たら、直ちにゲーム終了となって、その人の勝ちです。

 何をしても、誰もカードを並べることができなくなったら、その場合もゲーム終了です。
 この場合は、残りのカードが一番少ない人の勝ちです。



動物の絵がかわいいのと、ゲームはこびが分かりやすいのとで、わたしのお気に入りゲームのひとつです。



同じ色4枚のグループです。

シマウマ3枚のグループもできました。

4枚か5枚のグループを作ると、ボーナス。


キリン3枚のグループもできました。

今度は赤3枚。
どんどんつなげていきます。


いいカードがない時は、手札を交換できます。


前に置かれていたカードに
つなげるように置かないといけません。


4枚のシマウマに1枚足して、
5枚のグループができました!
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