ショコラポジション
「ハゲタカのえじき」



[遊ぶ人数] 2〜5人(新販は6人まで遊べるらしい)

[対象年齢] 8才以上 

[遊ぶ時間] 15分

ネズミカードは取りたいが、ハゲタカカードは取りたくない
 全員、1から15までの15枚のカードを一式持ちます。
 全員まったく同じ内容の手札を持っていることになります。

 それと、ネズミとハゲタカの描かれた得点カードが15枚。
 ネズミの得点カードは、1点から10点まであります。
 ハゲタカの得点カードは全部マイナス点です。 −1点から−5点まであります。


 得点カードを良く混ぜて、裏向きの山にします。
 山札から1枚めくって表向けます。
 この得点カードを取り合うのです。

「では、得点カードをめくるよ」
「8点! これって高い得点なんだよねっ」
「そうよ。 プラス点は10点までだからね」
「おおー、そうなのかー」

 全員手札から1枚選び、自分の前に裏向きに置きます。
 全員出そろったら、一斉にカードを表向けます。

 得点カードがプラス点のネズミカードなら、1番大きな数字カードを出した人が得点カードを取ります。

 得点カードがマイナス点のハゲタカカードなら、1番小さな数字カードを出した人が得点カードを取らなければなりません。

「手札から1枚選んで、自分の前に裏向けて出してね」
「どれを出したらいいかな…」
「8点ほしいなっ」
「みんな、カードは出せたかな」
「はーい」
「では、せーの」
「おっと…ルゥが15…と、ルゥの勝ちだな」
「わーい、8点!」
「使ったカードは脇によけてっと」
「つぎはどんな得点カードかなっ」

 他の人と同じ数字カードを出してしまったら、得点カードを取ることができません。
 たとえ一番大きな数字のカードを出していたとしても、その次に大きな数字を出した人の勝ちになります。

 誰も得点カードを取れなかったときは、その得点カードは保留になって、次にめくられる得点カードと一緒に取り合うことになります。
 2枚の得点カードをあわせて、プラスになるかマイナスになるか確認しておいてください。
 プラスマイナス0になる時は、大きな数字の人が取ることになります。

「次、めくるよー」
「4点か…」
「いるかな、いらないかなー。 うーん、難しいなー」
「どれを出そう…」
「いいかしら、せーの」
「あっ、お母さんと同じ数字だ!」
「あらー」
「その場合は、その次に大きい数字カードを出した人が勝ちになるんだよ」
「じゃ、お父さんの勝ちになるんだね」
「おお、そうか」

「次、めくりまーす」
「うわー、マイナス5だー」
「おおー」
「では、カードを出してね」
「みんな選んだね。 せーの」
「1番小さい数字を出したのは、私とルゥだけど…」
「でも同じ数字が2人だから、次に小さい数字をだしたのは…」
「ひぇー、わ・た・し・だー」
「奥が深いのう」

 みんなの手札と得点カードがなくなったら、ゲーム終了です。

 取った得点カードを合計して、1番多い人の勝ちです。



1番大きな数字を出した人が、
得点カードをもらえます。


15・13・13・11。
一番大きな数字は、15です。

一番大きな同じ数字が複数出ていたら、
次に大きい数字を出した人の勝ちです。
8・8・7・6なら、7の勝ち。



7・7・5・3なら、5の勝ち。
重なってしまうことは、よくあるのです。

マイナスの得点カードは、
1番小さな数字を出した人がもらいます。
13・12・11・11なら、11が重なっているので
12の人がもらうことになります。
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