ショコラポジション
「ごきぶりポーカー」



[遊ぶ人数] 2〜6人

[対象年齢] 8才以上 

[遊ぶ時間] 20分〜30分

うそをつくカードゲームです
 カードには、きらわれものの生き物たちが描かれています。
 数字も文字もなく、ただ絵が描かれているだけです。

 このカードをみんなに均等に配りきります。

「カエルに、ハエに、ゴキブリに…これは何?」
「カメムシだね」
「これはサソリ。クモにコウモリにネズミね。面白ーい」
「…きもちわるいよー」
「カードの絵が、1枚1枚全部ちがうんだね」
「素晴らしいわね。 カメムシなんてホタルみたいでとってもきれい」

 自分の番になったら、カードを1枚出さなければなりません。
 カードを伏せたまま誰かに渡し、そのカードに描かれた生き物の名前を言います。
 うそをついてもかまいません。

 カード受け取った人は、相手が本当のことを言っているか、うそをついているかを判断します。
 うそがばれたり見抜かれたり、だまされてしまったりだましそこねたりすると、カードを押し付けられ、そのカードを手元に並べなくてはいけなくなります。

 同じ種類のカードが4枚そろってしまうと、ゲーム終了となってその人の負けです。

「これは、ねずみです」
「本当かうそかを言うんだよね…うーん、本当」
「当てられた」
「やったー、ねずみだー」
「自分の前に並べなければ…」
「もう一度、手番よ」
「ううーむ、カードが減ってしまう」
「お父さんピンチ」

 また、カードを押し付けられた人が次の手番になるので、手持ちのカードから1枚出さなければならないことになります。

 手持ちのカードがなくなってしまい、自分の番にカードが出せなくなってしまったら、これもゲーム終了となって、負けになります。

「がんばらねば。 うーんと、これはコウモリです」
「うーん…それは、うそ」
「残念。コウモリでした」
「あらー」
「お母さんピンチ」
「うーん、誰にしようかな。 …ミィ、これはカメムシです」
「うーんうーんうーん…。 うそ」
「あー、ばれたー。 うそでしたー」
「おおー」
「また私の番だー」

 うそか本当か分からない時は、判断を他の人にゆだねることができます。

 カードを渡されたら、そっとカードをめくって内容を確認してから、まだこのカードを見ていない人にまわすことができます。

 カードがまわって来たら、その人が答えるか、さらに別の人にまわすかします。
 まだ見ていない人が他にいない場合は、その人が答えなければなりません。

「これは、クモです」
「うーん、分からないので、ちらっと見てみよう。 ふむふむなるほど」
(どきどき、何のカードなんだろ…)
「えーと、ミィ。 これはサソリです」
「えっ、クモじゃないの? うーん、ちらっ…」
「あっ、見た」
「えへへー。 ルゥ、これはサソリでしたー」
「えっ?えっ? えーと、もう誰にもまわせないのね。 うーん…本当!」
「ひえー、当てられたー。 本当にサソリでしたー。 ピンチー」

 同じ種類のカードが4枚そろってしまったり、自分の番に手持ちのカードがないときはゲーム終了です。

 どちらの場合でもそうなった人の負けとなり、そのほかの人の勝ちになります。



「これはコウモリです」

「はい、コウモリです」「残念、ネズミでしたー」
このように、うそか本当かを当て合います。

うそが見破れなかったり、うそがばれたら、負け。
手番がまわって来て、カードが1枚減ります。
手持ちのカードがなくなったら、脱落です。



負けた時のカードは手元に並べます。
同じカードが4枚になっても、脱落です。

カードの種類は8種類、8枚ずつあり、
8枚ともすべてちがう絵になっています。
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