[遊ぶ人数] 2〜6人
[対象年齢] 8才以上
[遊ぶ時間] 30分
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ピラニアからおじさんを守るのです
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ピラニア7個を、ボードの渦巻きのところに置きます。
ペドロおじさんは、島のヤシの木のマスに置きます。
ボードの4方向に地形を示すカードを置きます。
全員、同じ内容のカードを1セット持ちます。
全員、石を4個持ちます。
実は、この石はどれも本物の石に白い粉をつけたものなのです。
だからいろんな大きさや形の石があります。
すごい、面白い! ドイツの石だー!!!
スタートプレーヤーが帽子カードを持って、ゲーム開始です。
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全員、手札からカードを1枚選んで、自分の前に裏向きに置きます。
「自分のカードセットから1枚選ぶんだよ」
「カードには、方角と何マス進めるかかいてあるからね」
「月の見える方角、滝の見える方角…うーん、どのカードにしようかな」
「ピラニアこわいしー」
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帽子カードを持っている人から順番に一人ずつ、手番を行います。
出しているカードを表向けて、そのカードの示す方向に、描かれている矢印の数の分だけペドロおじさんを進めます。
島の上や、すでに石が置かれているマスの上を歩く時は良いのですが、何も置かれていない水の上を移動するときには、自分の手持ちの石を置いてあげなければなりません。
ペドロおじさんが、水に落ちないようにするのです。
ペドロおじさんを移動させたら、使ったカードは裏向きにしてボードの下に半分入れておきます。
全員がカードを表向けてペドロおじさんを動かし終わったら、帽子カードを左となりの人に渡して、次の回を始めます。
「みんなカードを出したね。 では…滝の方向に1マス」
「あ、島の上だ」
「だから、石は出さないでいいんだね」
「私は…村の方向へ2マス。 うーん、石が2個いるのね」
「私はねー。 森の方向に1マスでした」
「うまいねルゥ。 私は、滝の方向に1マスだった」
「みんな、なかなかやるわねー」
「出したカードは、忘れずにボードの下に入れておくように」
「えーと、次は私からね」
「一通り終わったら、帽子カードは次の人にまわるからね」
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石を置かなくちゃいけないのに石がなーい! とか、
ペドロおじさんがボードの外に出ちゃったー! とか、
ペドロおじさんがピラニアのマスに入っちゃったー! とか、
こんなことになってしまったら、ボード上のピラニアコマを1個取らなければなりません。
取るピラニアは、どれでも好きなのを選んでかまいません。
「滝の方向に3マス…。 あっ、もう石がないよー」
「あらあら」
「じゃあ、ペドロおじさんはそのマスでストップ」
「どれか好きなピラニアを1個取ってね」
「ひえー、ピラニアだー」
「みせてー。 ふーん、何かおいしそうな色ー」
「おいしそうじゃないよー、こわいんだよー」
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誰かがピラニアを取ったら、一旦ラウンド終了。
出しているカードは、表向けでも裏向けでもすべてボードの下に入れます。
残っている手持ちカードを、きちんと確定させておくためです。
そして、使わなかった石を全部捨てます。
「みんな、出してたカードは全部ボードの下に入れるんだよ」
「? 私のカード、まだ表向けてないよ」
「それも使ったことになるのよ」
「次に、使わなかった石は全部捨てて」
 「えー、捨てちゃうのー!」
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残したカードによって、次にもらえる石の数が決まります。
カードの端っこには石のマークが描かれています。
3マス進むカードを残していても、石は1個ももらえません。
2マス進むカードには、1/2と書かれた石が描かれています。
1マス進むカードには、石がまる1個描かれています。
石のマークの合計分だけ新しい石をもらえますが、端数は切り捨てになります。
1/2のカードは2枚ないと意味が無いのです。
「残したカードに描かれた石の分だけ、新しい石がもらえるのよ」
 「わーい」
「ちゃんと石の描かれたカードを残していたかな」
「半分のカードが4枚…えーとえーと」
「2個だよ」
「ありがとー。 半分が2つで1個だから…そうか、2個なんだ」
「私は、半分のカードが3枚。 あれ…半分のカードが余っちゃう」
「残念だけど、端数は切り捨てなんだよ。 ルゥは1個だ」
「ひえー、きびしい」
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新しい石をもらったら、全員、手札のセットを回収します。
帽子カードは左となりの人に渡して、次のラウンドをスタートします。
ボードの上に置かれた石はそのまま残されますので、少し楽にはなります。
「使わなかった石を捨てるってのが、面白いわね」
「貯金できないんだ」
「石を残しておいても意味ないんだね…」
「1マス進むカードをなるべく使わず、3マス進むカードをうまく使って行くのがコツだね」
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誰かが2個目のピラニアを取ったら負けになって、ゲーム終了です。
それ以外の人の勝ちです。
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