[遊ぶ人数] 3〜8人
[対象年齢] 12才以上
[遊ぶ時間] 30分
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ギャンブラーになって警察の手入れをかわそうってゲームです
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ギャンブラーカードや警官の手入れカードをタイミングよく出して、より多くの賭け金を獲得するのが目的です。
6箇所のバーを並べます。
ここで日夜、非合法なギャンブルが繰り返されているのです。
カードを良く混ぜて、5枚ずつ配ります。
残りのカードは、裏向けて山札として置いておきます。 すべてのカードは、その色によってどのバーに属するカードかがわかるようになっています。
賭け金のタイルも良く混ぜてから、裏向けにしておきます。
賭け金タイル7枚を取り、バーのところに1枚ずつ表向けて置いていきます。
残った1枚は、好きなバーのところへ置きます。
「賭け金を置いていくよー」
「かち合っちゃったら、分け分けだね」
「えー、決闘しようよー」
「警官カードを出されたら、警官のものになっちゃうぞ」
「警官もかち合ったりして」
「かち合わないようにした方がいいんだ。 えーと、どのバーにしようかなー」
「カードを選んだら、自分の前に伏せて出してね」
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全員手元のカードから1枚選んで、自分の前に伏せて置きます。
全員が置き終わったら、一斉に表返します。
バーの賭け金は、そのバーに属するギャンブラーカードを出した人がすべてもらいます。
残った賭け金は、そのまま置いておき、次回の分に足されます。
使用したカードは捨て札にし、全員山札からカードを1枚ずつ補充します。
「せーの」
「お、誰もかち合わなかったな」
「ラッキーねー」
「それぞれ賭け金をもらおう」
 「やったー」
「使ったカードは、捨て札に」
「山札から1枚補充するのを忘れないでね」
「さて、次の賭け金を置いていくよ」
「取られなかったお金はそのままなんだね」
「おおー。 そこのバーいいなー」
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同じバーに複数のギャンブラーカードが集まったら、カードに書かれてあるダイス目の大きい人が、談合の主導権を握ります。
談合の主導権を握った人は、バーの賭け金をどのように分配するかを提案します。
そして、相手が了承すれば、その提案通りに賭け金が分配されます。
「表向けましょ。せーの」
「むー。 コットンクラブで、ルゥとミィがかち合ってしまったな」
「さてさて、カードのダイス目の大きいのはどっちかな」
「私が4でミィが3だから、私がどう分配するか決めていいんだよね」
「そうだよ。 25000と20000か、ルゥの持ち金で両替できるけど」
「私が25000で、ミィに20000。 そんなに差もないし、いいでしょ?」
「いやだー決闘するー」
「うわー」
「おおー。やる気ね」
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もし、提案に不服があれば、決闘が行われます。
双方ともサイコロを振って、出た目にカードのダイス目を足します。
大きい目の人が決闘の勝者となり、賭け金を全部獲得します。
数値が同じだったら、決闘を挑んだ人の勝ちになります。
「サイコロを振って、それにカードのダイス目を足すんだよ」
「うーん、わかった。 …ダイス目は1差かぁ」
「振るよー。 …4で、合計7だー。 ルゥどうぞっ」
「うーん、えいっ! …5! 合計9で私の勝ちー」
「ひえー。くやしいよー」
「45000全部、ルゥのものよ」
「うふふ、勝っちゃった」
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警官カードは、属する色のバーにギャンブラーカードが出されているときにだけ、効力を発揮します。
警官カードが出されたら、賭け金は全て警官カードを出した人が獲得します。
ただし、ギャンブラーカードが1枚も出されていないバーに、警官カードが出されても効果はありません。
賭け金はすべて、その場に置かれたままになります。
「あらー、ジャズハウスにみんな集まっちゃったわねー」
「賭け金が貯まってたんだもん」
「みんなで決闘?」
「いや、警官がおります。 ラッツィア!」
  「わー」
「すまんの。没収するでな」
「仕方ないわね。手入れには勝てないわ」
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賭け金がなくなったら、ゲーム終了です。
それぞれ獲得した賭け金を合計して、一番多い人の勝ちです。
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